IGNITION 統合版 v2.2 / Pine Script v6 / 2026-09

方向は当てない。
動く場所だけを当てる。

出来高があるのに値が動かない「吸収」を統計で拾い、大きく動く直前の銘柄と時間を先に知らせる TradingView インジケーター。上がるか下がるかは、抜けた方向に従います。
+3R+2R +1R0−1R 損切り −1ATR ▲ 建値 抜けた足の終値で入る +1ATRで建値へ +2ATRから 最高値−1ATR を追随 最高 +3.5R 手仕舞い +2.5R 追随ラインに触れた
1トレードの一生 / 横軸は経過 — 最長24本(4時間足で4日)。利確は自分で決めない
検証銘柄
26
Binance 24+Bybit 2/2019〜2026
符号が正の銘柄年
168/168
一度も反転せず(層1のIC)
検証外期間のPF
1.45
アルト22銘柄・手数料0.10%+滑り込み
破産確率(1回0.5%)
0.00004%
バルサラ式・資金半減を破産と定義
01 / 構造

3つの層が、別々の問いに答える

1本のスクリプトに3層が入っています。層1だけでも「銘柄を選ぶ道具」として成立し、層3まで使うと売買の型になります。

LAYERS
層1 → 層3
層2 は任意
層 1

IGNITION ── どこで大きく動くか

出来高の多さ(Effort)と値幅の狭さ(Result)のズレを、時間帯ごとの季節性を取り除いたうえで頑健統計に通し、0〜100 の点火スコアにします。方向は示しません。

確定OOS IC 中央値 +0.238
26/26 銘柄で正
層 2

群衆の偏り ── 誰が持たされているか

資金調達率の順位で「大勢がどちらに寄っているか」を見て、寄っている側と同じ方向のエントリーを外します。方向を当てる力は無く、フィルタとしてのみ効きます。

任意・既定オフPF 1.49 → 1.59 → 1.87
要・資金調達率シンボル
層 3

型 ── いつ入って、いつ降りるか

点火中に直近20本の高値を高値引けで抜けた足の終値で入り、損切り・建値移動・追随・時間切れを全部機械で処理します。▲L/▼S と損切りラインが自動で描かれます。

確定(4時間足)IS 1.35 / OOS 1.53
8/8年・22/22銘柄プラス
02 / 強み

他のインジケーターと違うところ

「よく当たりそうに見える」ではなく、外れ方まで数えてあることが売りです。

MERITS
01 – 06
01 — 統計

平均と標準偏差を使っていない

出来高は一撃で1000倍になる世界です。平均を使う指標は、その1本で以後しばらく壊れます。IGNITION は中央値と MAD(中央絶対偏差)だけで基準を作るので、異常値1本では動きません。

02 — 季節性

「時間帯のせいで多い出来高」を引く

暗号資産の出来高は東京・ロンドン・NYの時間で規則的に変わります。同じ時間帯の過去の中央値で割ってから判定します。これを入れないと1時間足の予測力はほぼゼロになることを実測で確認しました。

03 — 頑健性

26銘柄・168銘柄年で一度も符号が反転しない

1つの銘柄で良く見えるのは偶然でも起きます。26銘柄を年ごとに切って 168 通り測り、全部で符号が正。値幅収縮という既知の効果を回帰で抜いたあとも残差IC +0.14〜0.17 が残ります。

04 — 出方

勝負を決めていたのは入り方ではなく出方

入り方5種 × 出方4種を総当たりで比べた結果、効いたのは出方でした。−1ATR損切り → +1ATRで建値 → +2ATRから追随 → 24本で時間切れ。感度グリッド324通りすべてで PF 1.15 以上を維持します。

05 — 表示

勝ったか負けたかが画面に残る

手仕舞いの位置に +1.8R 追随 −1.0R 損切り のラベルが出て、建値から手仕舞いまでが勝敗色の帯で塗られます。パネルには回数・勝率・PF・合計R・連敗数が手数料込みで並びます。

06 — 資金

破産確率まで計算して表示する

勝率とペイオフ比と1回のリスクから、資金が半分になる確率をチャート上で毎回計算します。緑なら継続可、黄ならリスクを下げる、赤なら続けられない。勝率だけを見て怖がる必要がなくなります。

03 / 画面

3か所しか見ません

スクリプトは1本。入れると下ペイン・価格チャート・右上パネルの3か所に同時に描かれます。

SCREEN
下 / 中央 / 右上
下のペイン

エネルギーの棒グラフ

  • 点火中(強)— 構える
  • 準備段階(中)
  • 平常 — 何もしない
  • 上位足の点火も同じ枠に出るので、4時間足を見ながら日足の状態が分かります
価格チャート

▲L / ▼S と3本のライン

  • ▲L 買い、▼S 売り。出た足の終値で入る
  • 赤=損切り、黄=建値、緑=追随ライン
  • 手仕舞い位置に ±R と理由(損切り/建値/追随/時間切れ)
  • 建値〜手仕舞いが勝敗色で塗られる
右上パネル

いま何をすべきか

  • 状態と行動指針(日本語)
  • この銘柄での実績 — 点火後に平常の何倍動いたか。1.0未満ならこの銘柄では使わない
  • 成績・勝ちの大きさ・破産確率・連敗
  • 非対応の環境では赤で理由を表示
04 / 使い方

覚えることは、この7行だけ

条件は全部スクリプトが判定します。自分で数える必要はありません。

HOW TO
01 – 07
  1. 暗号資産の4時間足に乗せるBTC・ETH・主要アルトのどれでも。5分足以下と為替は非対応です。
  2. パネルの「この銘柄での実績」を見る「有効(1.15倍以上)」なら使う。「無効」なら別の銘柄か上位足に変える。
  3. ▲L / ▼S が出たら、その足の終値で入る赤いだけでは入らない。逆張りはしない。
  4. 損切りは赤いライン(−1ATR)に必ず置く置かないなら、この型は成立しません。
  5. +1ATR進むと損切りが建値へ上がるここから先は負けません。線が黄色に変わります。
  6. +2ATRから最高値−1ATRを追いかける利確は自分で決めない。追随ラインに触れたら終わり。
  7. 24本(4日)経ったら終値で手仕舞い次の▲は、いまのポジションが終わるまで出ません。
アラートは3種類。 ▲ロング/▼ショート/点火(強)をスマホに飛ばせます。画面に張り付く必要はありません。
05 / 資金管理

勝率3割で、なぜ破産しないのか

この型は10回やって7回負けます。それでも破産確率が実質ゼロなのは、勝ちの大きさが負けの3.3倍あるからです。

RUIN
Balsara

破産確率を決めるのは勝率単独ではなく、勝率 × ペイオフ比(勝ち平均 ÷ 負け平均)× 1回のリスクの3つです。検証データの勝率は29%ですが、勝ち平均 +2.5R に対して負け平均は −0.75R。この比率が効きます。

1回 0.25%
0.0%
1回 0.50%
2.6%
1回 1.0%
40.9%
1回 2.0%
95.4%
1回 3.0%
99.9%
1年(約200取引・同時3銘柄)のあいだに 資金が一度でも −20% まで下がる確率。ブロックブートストラップ2万本。危険なのは勝率の低さではなく、1回のリスク幅です。
1回のリスク別 / 破産確率と到達点
1回のリスク破産確率(資金半減)1年で −20%1年後の損益 中央値
0.25%ほぼ 0%0.0%+8.9%
0.5%(推奨)0.00004%2.6%+17.7%
1.0%0.07%40.9%+36.8%
2.0%2.6%95.4%+73.2%
3.0%8.7%99.9%+111.9%
守るべき3つの数字
規則数字理由
1回の損失資金の 0.5%同時3銘柄で最大ドローダウン約 −23% に収まる
同時に持つ銘柄最大 35銘柄以上は連敗が重なり −64R まで膨らむ
時間足4時間足以上1時間足の型は検証で不成立(OOS PF 0.91)
連敗は必ず来ます。 200取引のうち10連敗以上が起きる確率は 96.6%、最大連敗の中央値は 15 回。11連敗は正常の範囲です。連敗が出たときに設定を触るのが、この型で唯一の負けパターンです。
06 / 実績

100万円をこの型で回したら、どうなったか

2019年7月〜2026年9月、アルト22銘柄・4時間足・同時3銘柄まで・1回のリスク0.5%。往復手数料0.10%と、損切りが0.05%不利に約定する想定を引いたあとの数字です。

BACKTEST
2019.07
–2026.09
2,605取引
これは実際の売買記録ではありません。 過去データに同じルールを機械的に当てはめた再現(バックテスト)です。将来同じ結果になる保証はありません。フォワードテスト(実運用での記録)はまだ開始していません。
最終資産
709万円
100万円 → 7.09倍/7.1年
年率(複利)
+31.5%
検証外だけなら +36.6%
最大ドローダウン
−22.8%
最大の落ち込み額 185万円
勝率
29.5%
10回のうち7回は負ける
100万 200万 400万 600万 800万 0% −10% −20% パラメータを決めた期間 ここから先は一切触っていない(検証外) 2020 2021 2022 2023 2024 2025 2026 709万円 230万円 100万円 最深 −18.9%(月末) ドローダウン(高値からの落ち込み)

上=資金推移(100万円スタート・1回0.5%リスク・複利)。下=そのときどきのドローダウン。青い破線より右が、パラメータを一切触っていない検証外の期間です。月末時点の値で描いているため、下のグラフの最深は −18.9%。トレード単位で測ると −22.8% になります。

期間別サマリー / 同時3銘柄・1回0.5%
期間取引勝率PFペイオフ比合計R最大DD最大連敗
検証内 2019–20221,14329.2%1.263.06+149.6R−23.6R / −11.2%20
検証外 2023–20261,46229.5%1.313.12+240.9R−49.5R / −22.3%23
全期間 2019–20262,60529.5%1.313.12+412.0R−50.8R / −22.8%25

§07 に出てくる PF 1.45〜1.53 は「シグナルを全部取った場合」の数字です。同時3銘柄までに絞ると、良いトレードも見送ることになるので PF は 1.31 に下がります。この表のほうが実際の運用に近い数字です。

1回のリスク別 / 100万円スタート
1回のリスク期間最終資産倍率年率最大DD最大の落ち込み額
0.25%全期間 7.1年273万円2.73倍+15.1%−12.0%35万円
0.5%(推奨)全期間 7.1年709万円7.09倍+31.5%−22.8%185万円
1.0%全期間 7.1年4,146万円41.5倍+68.4%−41.0%2,254万円
0.25%検証外 3.7年180万円1.80倍+17.4%−11.7%22万円
0.5%(推奨)検証外 3.7年313万円3.13倍+36.6%−22.3%78万円
1.0%検証外 3.7年870万円8.70倍+80.5%−40.2%437万円

リスクを2倍にすると資産は増えますが、落ち込みも同じだけ倍になります。1回1.0%は、途中で資金が4割減る日があるということです。§05 の破産確率と合わせて決めてください。

年別 / 100万円スタート・1回0.5%・複利
取引勝率合計R年初年末損益騰落率
2019(7月〜)11639.7%+32.5R100万117万+17万+17.3%
202027127.7%+25.5R117万132万+15万+12.7%
202140228.6%+63.8R132万179万+47万+35.4%
202235928.7%+52.3R179万230万+51万+28.5%
202335928.1%+73.1R230万325万+95万+41.3%
202439231.4%+64.7R325万443万+118万+36.4%
202536929.5%+93.8R443万694万+251万+56.6%
2026(9月まで)33728.5%+6.4R694万709万+15万+2.3%

8年すべてプラスですが、2026年はほぼ横ばい(+2.3%)です。年に1回は「1年やって増えない年」が来ると考えてください。月単位では 87ヶ月中55ヶ月がプラス(63%)、最良 +37.3R(2025年9月)、最悪 −29.3R(2026年4月)、中央値 +3.5R。

1トレードの結果の内訳 / 検証外 1,462取引
結果回数割合合計への寄与
−1R前後(損切り)68246.6%−744.6R
−0.9 〜 −0.1R(浅い負け)31021.2%−29.5R
±0R(建値で逃げた)392.7%−1.6R
+0.1 〜 +1R312.1%+28.2R
+1 〜 +2R23015.7%+328.2R
+2 〜 +4R1228.3%+334.5R
+4 〜 +8R392.7%+214.3R
+8R以上90.6%+111.4R

最大の勝ち +26.3R、最大の負け −1.4R。注目すべきは色のついた2行です。全体の3.3%にあたる48回だけで +325.7R を稼いでいます。合計は +240.9R なので、この48回を1回でも多く逃すと成績はマイナスに転落します。「大きく伸びたから利確しよう」が、この型で最もやってはいけないことである理由がこれです。

深いドローダウン 上位5 / 検証外
深さ始まり終わり(高値更新)期間
−49.5R(−22.3%)2026-02-22未回復(進行中)191日以上
−30.1R2023-11-072024-07-05241日
−28.9R2023-01-212023-06-10140日
−19.8R2025-06-222025-09-0979日
−19.0R2023-06-212023-08-1555日
いちばん深いドローダウンは、いま進行中です。 2026年2月の高値から −22.3% 下げて、データ最終日(2026年9月1日)時点でまだ高値を更新していません。191日、つまり半年以上ずっと含み損の期間です。「増えない半年」が普通に起きる型だと理解したうえで始めてください。過去の3回は 55日・140日・241日で回復しています。
07 / 検証

数字の出どころ

パラメータは検証前期間(〜2022年)だけで決め、2023年以降には一切触っていません。以下は全部その「触っていない期間」の数字です。

EVIDENCE
IS < 2023
OOS ≥ 2023
層1 IGNITION / 予測力
測ったもの結果意味
OOS IC 中央値+0.238点火スコアと、その後の値幅の順位相関
符号が正の銘柄年168 / 16826銘柄 × 各年。一度も反転しない
デシル単調性完全単調スコアが高いほど実際に大きく動く
有意性p < 0.001ブロックブートストラップ(自己相関を保存)
残差 IC+0.14 〜 +0.17値幅収縮を回帰で除いても残る独自情報
取引所間の一致0.91Binance と Bybit のスコア相関(4時間足)
スクリーナー用途1.165 倍同時刻の上位3銘柄は下位3銘柄より動く(68.8%の時刻で勝ち)
層3 型 / 売買成績(往復手数料0.10%込み)
対象期間勝率PFペイオフ比
アルト22銘柄(プール)2019–2022 検証内30%1.353.4
アルト22銘柄(プール)2023–2026 検証外30%1.533.4
ビットコイン2023–2026 検証外31%1.62
イーサリアム2023–2026 検証外31%1.52
壊れにくさ / 条件を悪くしても残るか
負荷をかけた条件OOS PF
手数料 0.10% のみ1.53
+ 損切りが 0.05% 不利に約定1.45
+ 損切りが 0.10% 不利に約定1.38
手数料 0.20%(2倍)+ 滑り込み1.25
設定を324通りに振った全結果すべて 1.15 以上(中央値 1.26)
年別8 / 8 年プラス
銘柄別(検証外)22 / 22 銘柄プラス
層2 群衆の偏り / フィルタとしての効き方
使い方やること取引数PF
オフ(既定)フィルタなし100%1.49
極端回避大勢が極端に寄った側には入らない約75%1.59
逆張り重視大勢と反対側にしか入らない約40%1.87
逆張り厳格上位20%/下位80%のみ約20%2.56

層2 は TradingView 側に資金調達率のシンボルを指定できたときだけ動きます。見つからない場合はオフのまま使ってください(既定はオフです)。

08 / 棄却

入れなかったものを、全部書いておきます

試して効かなかったものは削除しました。ここが一番、他のインジケーターとの差だと思っています。

REJECTED
5 件

出来高の非対称性から方向を当てる

買い出来高と売り出来高の偏りで上下を予測。検証内 +0.011 → 検証外 −0.043 と符号が反転。参考元 APS の「方向は分からない」は実測上も正しい。

符号反転 / 不採用

ポジ子型の逆張りトリガー

押し目の深さから戻りを取る型。検証外 PF 0.90。層1のフィルタをかけるとむしろ悪化したため、層1と噛み合わないと判断。

PF 0.90 / 不採用

プレミアム(先物−現物)を資金調達率の代わりに使う

一度これで実装して出荷しかけました。検証すると順位の1本あたり変化がプレミアム15pt/資金調達率0.1pt と別物で、逆張り効果 1.77 → 1.48 に消滅。設計ミスとして経路ごと削除しました。

代理にならず / 削除

建玉(OI)4象限モデル

価格と建玉の増減で4象限に分ける構想。Binance の公開APIは建玉履歴を30日しか返さず、検証不能のまま出すことになるため廃止。

検証不能 / 廃止

1時間足での売買の型

層1のスコア自体は1時間足でも有効(IC +0.23)。しかし売買の型は検証外 PF 0.91 で不成立。4時間足未満では ▲▼ を出さないようにガードを入れてあります。

PF 0.91 / 環境ガード
09 / 限界

使ってはいけない場面

できないことを先に言います。ここを外して使うと、上の数字は一切あてはまりません。

LIMITS
場面どうなるか
為替・CFD・株価指数(XAUUSD など)出来高がティック数なので判定が成立しません。パネルが赤で警告し、▲▼ は出ません
15分足未満必要な過去本数(1500本超)を確保できず非対応。計算しません
1時間足・2時間足層1のスコアは有効ですが、売買の型は未検証/不成立。▲▼ は出ません
出来高データのない銘柄計算不能。赤で理由を表示します
損切りを置かない使い方ペイオフ比が壊れるため、検証したどの数字も成立しません
▲▼を待たずに点火の赤だけで入る層1は方向を示しません。赤は「構える」であって「買う」ではありません
まだ済んでいない検証も書いておきます。 ①上場廃止銘柄を含めた再検証(生存バイアス)は未実施 ②TradingView 実チャートとの数値一致(パリティ)の正式判定はCSVエクスポート待ち ③フォワードテスト(実運用3〜6ヶ月)は未開始。過去検証は将来の成績を保証しません。
10 / 導入

5分で入ります

SETUP
  1. TradingView でチャートを開き、下の「Pine エディタ」を開く無料プランでも動きます。
  2. 配布ファイル IGNITION_ALL.pine の中身を全部貼り付けるもとのコードは消してから貼ってください。
  3. 「チャートに追加」を押す下ペインの棒グラフ、価格チャートの▲▼、右上のパネルが同時に出れば成功です。
  4. 銘柄を暗号資産、時間足を4時間に合わせる触る設定はプリセット(保守/標準/積極)ひとつだけ。まずは「標準」のままで構いません。
  5. 「1回のリスク」に自分の数字を入れる既定は 0.5%。ここを変えると破産確率の表示も追随します。
スマホで見るなら「文字を大きく(スマホ向け)」を ON にしてください。パネルの文字が拡大されます。
11 / 疑問

よく聞かれること

FAQ
点火(赤)が出たら買えばいいのですか?

違います。層1は「大きく動く」としか言っていません。上か下かは示しません。赤は「構える」の合図で、実際に入るのは ▲L/▼S が出た足の終値です。赤いだけで飛び乗るのが一番多い失敗です。

勝率30%は低すぎませんか?

勝ちの大きさが負けの3.3倍あるので、期待値は1回あたり +0.23R のプラスです。1回0.5%を守れば資金半減の確率は0.00004%。勝率を上げる改造は5通り試しましたが、4通りは逆効果でした。たとえば「半分を+1Rで利確」は勝率が55%まで上がりますが、利益の大半を作る大きな勝ちを半分捨てるため PF が 1.45→1.06 に落ち、破産確率は 20.9% に跳ね上がります。

FX(ドル円やゴールド)では使えませんか?

使えません。為替・CFDの出来高は実際の売買量ではなくティック数(値が動いた回数)なので、「出来高は多いのに動かない」という判定そのものが成立しません。実際に XAUUSD の1時間足で確認したところ、パネルの実績は 0.94倍=無効と正しく表示されました。非対応であることを、指標自身が申告します。

アラートだけ使って、あとは放置できますか?

できます。▲ロング/▼ショート/点火(強)の3種類をスマホに飛ばせます。ただし手仕舞いは自分で管理する必要があります(損切り・建値・追随・24本の時間切れ)。アラート本文には損切り幅とルールが入っているので、通知を見ればその場で判断できます。

何銘柄くらい見ればいいですか?

ウォッチは20〜25銘柄、同時に持つのは最大3銘柄です。層1はもともと「同時刻に並べて上位を選ぶ」用途で検証していて、上位3銘柄は下位3銘柄より1.165倍動きます(68.8%の時刻で勝ち)。エントリーが重なったら、点火スコアが高い順に3つまで取ってください。

設定はどこまで触っていいですか?

プリセット(保守/標準/積極)だけで十分です。詳細設定は検証で決めた値が入っているので、動かすと上の数字は保証されません。唯一まともな変更は「建値移動の利益」を 1.0 → 1.5 にする案で、勝率が29%→35%に上がり期待値はほぼ同じですが、最大ドローダウンが −45R → −61R に悪化します。心理的には楽になりますが、資金曲線は荒れます。

連敗が続いています。設定を変えるべきですか?

変えないでください。200取引のうち10連敗以上が起きる確率は 96.6%、15連敗以上でも 53.1% です。最大連敗の中央値は15回。連敗は故障ではなく仕様です。パネルは8連敗を超えると「想定内。型を変えない」と表示します。判断すべきなのは連敗数ではなく、パネルの「この銘柄での実績」が1.0を割ったかどうかです。

12 / 用語

この5つだけ分かれば読めます

GLOSSARY
ATR
直近の1本あたりの平均的な値幅。損切り幅の単位に使います。「1ATR」=その銘柄にとって普通の1本分。
R
損切り幅を1としたときの損益。+2.5R なら、損切り幅の2.5倍の利益。金額ではなく倍率で数えます。
PF(プロフィットファクター)
総利益 ÷ 総損失。1.0で±ゼロ。1.45なら、負けた分の1.45倍を勝ちで取り返しています。
ペイオフ比
勝ち平均 ÷ 負け平均。勝率と対で見る数字で、破産確率を決めるのはこの2つの組み合わせです。
IC / 検証外(OOS)
IC=スコアと実際の値動きの順位相関。検証外=パラメータを決めるのに使っていない期間。ここでの成績だけが信用に値します。
点火 / 吸収
吸収=出来高があるのに値が動かない状態。それが溜まった状態を点火と呼んでいます。放出は、溜まったあとに来ます。